酒蔵女将奮闘日記

今年、2024年1月27日から始まった近江鉄道の地酒電車も好評のうちに運行しています。




その期間は土日の運行になり、日によって呑める大吟醸が変わります。




23日〜25日の3日間はプレミアム運行ということで、すべての蔵のお酒が飲み放題！
近江鉄道の方にこの3日間の中で乗れる日に地酒電車に乗って欲しいと依頼を受けました。




私は25日に乗ることになりました。









北国街道のお酒はいつも乗せていただいていますが、走っている電車に乗るのは初めてです。














美味しそうなお弁当とグラスが並びます。




思っていたよりよく揺れるのでお酒をお注ぎするのが難しい(⌒-⌒; )

電車の揺れと飲み放題のお酒に皆さんほろ酔いになっておられました。
私は八日市で降りて折り返し彦根駅に帰ってきました。
皆さんはまたゆっくりと地酒電車の旅を楽しまれていることと思います。

昨日、店番をしていたら
「地酒電車に乗って北国街道の純米吟醸無濾過しぼりたて生酒と大吟醸を飲んできました。美味しかったので買いに来ました！」
と兵庫県の方がご来店くださいました。

こういうお声をいただくことがとても嬉しいです。(*^^*)♡

地酒電車は3月3日まで、後わずかですが乗られるお客様楽しんでくださいね！

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2月14日、今日バレンタインですね〜
きっと9階のチョコレート売り場はすごいことになっていることでしょう。
今日から1週間20日まで、阪急百貨店ぅだ本店　地下2階お酒売り場で催事を行なっています。



昨年の9月の催事には催事当日にJRのトラブルで開店の時間に間に合わなかったという経験があったので、今回は昨日仕事を済ませてから夕方に電車に乗って前乗りで参戦。
いつも阪急の方に売り場に並べてもらっていましたが、今回は前日の閉店後に準備ができました。






今回は山田錦で仕込んだ純米吟醸の無濾過しぼりたて生酒はすっきりとした辛口。



玉栄で仕込んだ口当たりの優しい純米の無濾過しぼりたて生酒、そしてニューラベルで登場の北国街道大吟醸は香り華やかで辛口。



490年の特別企画の山田錦60%精米の3年古酒も持って参りました。
熟成具合が時の流れを感じる1本となっております。



お近くにお越しの際は是非お立ち寄りいただきご試飲なさってくださいね。
お待ちしております！  

昨日も今日も蔵の中は寒かったけれど、息子と二人でお酒の濾過をやりました。
来週は気温が上がるみたいなので早くやってしまいたかったのですが、平日は仕事関係の方のアポイントが多く、なかなか蔵仕事ができません(^◇^;)
土日に相棒に来てもらって店番を頼んでやっと全部の濾過がすみました。












濾過しながら何本もタンクを洗いました。
綺麗になると嬉しくなります(๑>◡<๑)
ジャッキの使い方もだいぶん上手にできるようになりました。＼(^^)／♡









  

来週水曜日、2月14日からの阪急百貨店梅田本店での催事の荷出しをしました。
今回は10日、11日、12日と祝日のために前倒しで10日納品になりました。
何度か荷造りも終わり、今日荷物は無事に届いているはず。




最後の箱を閉める時はいつも何か忘れ物をしているような不安な気持ちになるのは毎度のこと。




今回も集荷が終わってから「あぁ！忘れた！」

入れなきゃね〜と話していたのに忘れました(^◇^;)

試飲の時に使うビニール手袋ʅ（◞‿◟）ʃ400枚
しゃーない、スーツケースに入れて後から持っていこう。

持っていくものを紙に書いて、その紙をどこに置いた忘れ。。。
かなり危ないぞ、私
  

2月6日に行われた己高庵での新酒を楽しむ会【立春の宴】
50名近くのお客様にお越しいただきました。



お食事をしていただく前に、初めに今年の新酒の飲み比べをしてもらいました。




にごり酒は2蔵とも持って行ったのですが、見た目で判断がついてしまうので、にごり酒以外でお客様には利き酒をしてもらいました。

•七本鎗の純米玉栄しぼりたて生酒
•北国街道純米吟醸無濾過しぼりたて生酒
• 七本鎗低精白純米80%精米火入れ
•北国街道　玉栄60%精米特別純米酒
を少しずつカップに入れて飲んでもらい、最後にシークレットカップにでできたお酒の銘柄を当ててもらうという企画です。

「この部分を山路さん仕切ってください」と頼まれてしまいました(≧∀≦)

新酒2種と火入れの純米酒2種類なのでほとんどの方がわかるのではと、ちょっと簡単すぎたかなぁと思いながら始めました。
大勢の方が当たればじゃんけんでお一人を決めて２蔵のレア酒をプレゼントという企画です。

当初こちらが思っていたより、正解がバラけてこっちがびっくり。
火入れの純米酒と答えた人も多かったので、わからないものだなぁと思いました。

山路酒造からは創業490年を記念して出した北国街道純米吟醸の古酒をプレゼントに選びました。
富田酒造さんは低精白80%精米の純米酒の2本をセットにしてお一人の方に！

最後に残ったお客様は、なんと！
下戸の方でした(⌒-⌒; )
無欲の勝利か！(≧∀≦)

その後、植木料理長さんの石川の寒ぶりの解体ショーと余呉湖ワカサギの天ぷらの揚げたてが振る舞われ、お客様方も美味しそうに食べておられました。







私たちもワカサギはお味見させていただきましたが、カリカリでめちゃうまでした。
ワカサギにつけるカラスミ塩も絶品でした。

私たちはお客様のリクエストにお応えして、純米酒を燗したり生酒やにごり酒をお注ぎしたりしました。





最後にその高校生と私たち蔵元には植木料理長自らが作ってくださった天ぷらうどんをご馳走してくださいました。
余談ですが、富田酒造のスタッフの方は海老アレルギーだと私に海老をくれました(≧∀≦)♡
そんなご褒美までいただき、無事に終わりました。




来てくださったお客様方ありがとうございましたm(_ _)m

己高庵のスタッフの皆さんお疲れ様でした。
アルバイトに来ていた伊香高校の可愛いお嬢さんたちお疲れ様でした。
  

早いもので2024年2月ももう4日。
2月はイベント盛りだくさんです。
まずはじめのイベントは2月6日火曜日。

木之本町古橋にあります己高庵にて『立春の宴』が催されます。
木之本にあります富田酒造と山路酒造で今季仕込んだしぼりたての新酒を味わう会です。

己高庵の総料理長　植木大八さんによる旬の寒ぶりのお料理も楽しみです

寒ぶりは金沢の寒ぶりをまるまる1匹を余すところなく使った懐石料理。
1月1日に起こりました能登半島地震の義援金として売上の一部を寄付されるそうです。
今回、山路酒造がお出しする酒もその能登の珠洲市から来てくれている杜氏が醸してくれた酒です。
私も頑張らねば！





料理長自ら余呉湖産のワカサギを目の前で揚げてもらえる天ぷらも絶品

会の初めに二蔵のお酒の飲み比べも予定されており、それを私に進行せよとの仰せが

どうなることやら
頑張りますので、お酒とお料理を皆さんお楽しみくださいね❣️

それでは会場でお会いしましょう！


  

猿も木から落ちる

ってことわざがありますが、まさに！
庭の柚子の木下に猿が尻餅をついた跡が残されていました(≧∀≦)



アンテナを直すためにかけた梯子を猿が屋根に登った形跡も見つかった！




山に食べ物のないのね。
この時期、柚子や金柑を食べに来ているみたいです。














お猿さん尻餅ついて恥ずかしくてお尻が真っ赤になったのかもよ(๑>◡<๑)  

全国的な寒波。
JRも止まってる。
車の前だけでも開けておこうと思ったけどまだ辿り着けず
今年は大丈夫かなぁと心の隅で思っていたけれど、侮るなかれさすが雪国。




佐川急便さん集荷に来てくれたけど今日は定休日で店の前が空いてなかった(^◇^;)





ママさんダンプええ仕事してます！



明日みんなが仕事で入ってくる鉄門の前だけはどけました。





旦那の買った除雪機の運転教えてもらおかな。
なんか動かしてみたい気もする(≧∀≦)




新たにできるようになるってなんか嬉しいかも
だけどまた私の仕事増えるかもしれないと思案中



  

今年初の瓶洗い
初洗いでございます〜
お天気はまずまずでしたが、流石に今日も寒いわぁ(^◇^;)




実はこの瓶洗い機ですが、昨年の暮れにしぼりたての生酒の瓶を洗おうと思った時に、瓶を差し込む部分が変な音がして回らなくなってしまいました。

うっそぉ〜(ﾟoﾟ;;
「どうするねん、生酒出せへんやん」
と焦りまくり。

急遽、業者さんにお電話してhelp me！

とは言え私が嫁に来た時はもうすでにあったものなので40年以上は経っていると思います。

業者さんにすぐに連絡しましたが、年末という事もありなかなかすぐには来てもらえないかもしれないと言われ本当に焦りました。

でもなんとか2日後くらいに見に来てくださいました。

中のギアが摩耗しているのと、ベルトも
2年ほど前に管が腐食していたところの修理をしてもらいましたが、もう十分に年代物。





もうそろっと寿命かな？と言われましたが、なんとか切れかけているベルトの類似品をコメリで買ってきて応急処置をしてくださいました。





ようやくスムーズに動くようになって今日に至ります。
喉元過ぎればなんとやらで、年明けもそのまま使っています。

人間も老化しますし機械も老朽化。
大事に使わないとね！

能登地震でうちの杜氏さんたちの住む珠洲市も大きな被害に見舞われました。
うちの杜氏さんご家族はご無事でしたが、まだまだ大変な状況です。
漁師であるおやっさんの船も隆起した岩の上に乗ったままだと嘆いておられました。
「身体に怪我がなくても仕事ができん…」と嘆いておられました。

私たちは今できる日常を感謝しながら
こうして仕事ができることに感謝です。
寒いなんて言ってられませんね。

『洗う門には福来る』
座右の銘にしよ╰(*´︶`*)╯♡









  

今年は年明けから大変な災害に見舞われました。
私もうちの蔵の杜氏さんが珠洲市でずっと連絡が取れず、ずいぶん心配しました。
3日の昼ごろに携帯の電波が普及したということでおやっさんから電話がかかって来ました。
杜氏さんの家は高台にあるので、なんとかご家族ともご無事との知らせに取り敢えず安堵しました。
だけどおやっさんの住む寺家の部落は壊滅的な被害に見舞われ多くの犠牲者が出たと言っておられました。　
漁師である杜氏さんたちの船もひっくり返ったり沖に流されたり、これから復旧が大変とおっしゃってました。
1月に予定していた桑酒の仕込みも一旦中止することにしました。
何より命が一番。
命があっての物種です。
能登半島地震で被害に遭われた方々に心より
お見舞い申し上げます。
1刻も早い救助、復旧を願っています。

うちも昨年末には義父の弟さん、私もとても可愛がっていただいた叔父さんが亡くなり、12月29日日にお葬式に行って来ました。
昨年は夏から続き様に色々な試練がありましたが、なんとか年も越せました。

いつもなら店も元旦と2日はお休みをいただいています。
今年は3日が水曜日ということもあり、杜氏さん安否がわからなかったこともあったのて3日までお休みをいただき4日からは通常営業を致します。
今年もどうぞよろしくお願い致します。